吸血鬼くんに想われて

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色紙

2021
112823:59まで

小林竜之さん

小林竜之さんインタビュー

小林竜之さんプロフィール

Q.収録後お疲れ様でした!
初めてのバイノーラルマイクでの収録ということですが、録ってみていかがでしたか?

ありがとうございます!お疲れ様です!
顔があるので、普通のマイク前と違ってちょっと感覚が違うのかなっていうのがあります。
隣に並んで歩きながら会話するとか、耳元で囁くっていった距離感とかを出すのはやりやすいマイクだったなって思いました。普通のマイクより些細な動きだったりとか、相手をより感じられるっていうか。もちろん相手はいないんですけど(笑)
そういうのを感じられる収録ができたかなっていう風に思っています。
舞台もやらせて頂いているのですけど、それにちょっと近いというか、動きながら会話が出来ているっていうのが逆に新鮮で、個人的にはとてもやりやすくて楽しかったです。

Q.今回の作品では、乙女心をくすぐるような甘いセリフが多めでしたね。

今まで演じさせていただいたキャラクターって、元気でハツラツで、突き抜けているキャラクターの方が割と多くて、なかなかキュンとするような言葉だったりとか、仕草、セリフっていうのはあまりやったことがなかったんです。なので今回、囁いたりとか、相手に対する感情的なアプローチっていうのが、なかなかやったことがないキャラクター性だったので、すごく緊張しました。特に主人公と絡むシーンや血を吸うシーンとか、ああいう音も本当に初めてやったので、探り探りというか…。
一度ボーイズラブのCDの現場に行かせていただいた時があったのですが、その時に先輩たちがやっていたのを間近で見た経験が過去にあったので、それも参考にしつつ、自分なりにできる表現があればいいなと、いろいろ研究してやらせていただいたので、上手くいっていたらいいなっていう気持ちでいます。

小林竜之さん

Q.演じる上でこだわったポイントや注目してほしいポイントはありますか?

千秋くんは、元気で明るい面もあるけど、吸血衝動に駆られてしまった時は自分でも抑えきれないくらい意地悪な感じになったりとか、結構“男の子”っていう部分がすごく全面に出る子だなって思っていたので、そういった部分の切り替えをうまくできるようにというのは、役を作っていく中で一番考えたところですね。
本気モードと日常会話のふんわりした部分とか、先生を気遣っている優しい部分だったりとか、あと友達に対するセリフの言い方だったりっていうのも、少しずつニュアンスや距離感とかを考えてお芝居させていただきました。

Q.この作品をどんな風に楽しんでほしいですか?

今までは元気ハツラツな感じの役柄やギャグといった面が多かったと思うんですよ。ファンの方に普段見せている表情とかも、こう「わー!いえーい!やっほー!」みたいな感じの小林竜之だと思うのですが、今回は本当に今までとガラッと変わった役どころだったので、新しい小林竜之の声優としてのお芝居を聴いてもらえたらと思います。僕はまだ完成したものは聴けてないですけども、めったに言わないセリフもたくさんあるので、キュンキュンするシチュエーションと360度の声の空間を楽しんでもらえたら嬉しいです。

小林竜之さん

Q.千秋くんにとって、先生の血は我慢できないほど魅力的なご褒美でしたが、小林さんにとってのご褒美はありますか?

ここ数年なのですけど、お風呂というか湯船に浸かるっていうのが一日の終わりの楽しみになっていて、それがいま1番自分にとってのデザートかなと思っています。入浴剤とかも選ぶのがすごく好きで、いろんな種類の入浴剤とかを買ったり試したりしているんです。
20代の頃は、湯船浸かるのも面倒くさいし、「いいじゃん、シャワーで」って思っていたんですけど、ファンの方から入浴剤をプレゼントしていただく機会もあって、「こういうのもあるんだ」っていう発見をし始めてから、結構自分で毎日のようにお風呂に浸かるようになりました。
1日1回は自分を甘やかしてあげようっていうのが最近あるので、一日の終わりにリラックスできる空間が今1番のデザートかなって思います。

Q.千秋くん含め、これまで生徒役を演じることが多かったと思いますが、今後演じてみたい役や職業などはありますか?

なかなか年相応のキャラクターを演じたことがないので、35歳くらいの先生とかサラリーマンのような大人な男性をやってみたいなと思います。
あとはダウナー系というか「だるーい」みたな、そういう大人しくてぼそぼそしいてるキャラとか、病弱といった感じのキャラクターをやってみたいなっていうのはあるので、これから挑戦できればいいなと思っています。

Q.もし声優をしていなかったら何をしていたと思いますか?

えー、何だろう…!昔からアニメとかゲームとかすごく好きで、昔の将来の夢も漫画家になるとかゲームプログラマーになるとか、それこそ声優になるとか、あとは歌手になりたいとか、そういう自分の好きな趣味に寄ったものが夢だったんです。
ずっとそれは変わってなかったので、もし声優になってなかったとしても、きっとそういう業界で働きたいなというか、そういう夢は持ち続けていただろうなと思いますし、オタク心を十分に発揮できる場にいたんじゃないかなって思います。

小林竜之さん

Q.多岐にわたって活躍されていますが、今後チャレンジしてみたいことや目標はありますか?

やってみたいことでいえば、朗読劇とか。台本を持って生でお芝居をするっていうのが、なかなかやったことがないので、これから挑戦してみたいなって思います。他にもこういったダミーヘッドマイクとかを使用した作品っていうのも、今回が初めてだったので、これからもたくさん挑戦させていただければなぁと思っています。
あと歌が好きなので、ミュージカルの舞台に立たせていただくのも目標に頑張っていきたいなって思いますし、もっとたくさんアニメとかも出たいです!いっぱいあってキリがないですね(笑)

Q.最後にファンの方へメッセージをお願いします!

皆さん、こんにちは!小林竜之です!

今回、久我千秋くんというキャラクターを演じさせていただきました。 初めてのダミーヘッドマイクでの収録ということで、すごくやる前はドキドキしていたんですけども、ぜひ皆さんにもたくさん楽しんでいただけたら嬉しいです。
本当に初めての挑戦で、分からないことがたくさんありました。でもこれからもっともっと成長して、いろいろな表現を皆さんにお届けできるよう、一生懸命頑張っていきたいと思いますので応援よろしくお願いします!ありがとうございます!

小林竜之さん
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